コットンの観察⑤

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年末が近づき慌ただしく感じられる今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回はコットンの観察⑤最終回です。

 

前回、いくつかの綿が実っていた綿花ですが、その後も次々と実ができていました。

一本の綿花に2~4個ほど実がついており、全てがわたになるのを待っていたのですが……。

悲しいかな、先に本格的な冬が来てしまい、半分ほどが実の状態でわたにならずに残ってしまいました。

 

というわけで、このままにしていても枯れるだけだと判断し、刈り取ることに。

 

刈り取った中で、わたをつけていたものがこちら。

一つの実の中に3つづつコットンボールが入っています。手で引っ張ると割と簡単に外すことができました。

 

ひとつのわたの中には種が3つづつ。

無理やり引きちぎるように取り出してしまいましたが、わたの中にクッションのように守られて入っていました。

この種が次の綿花になるんですね~。

 

 


綿素材の豆知識コーナー、最終回は綿素材の代表的なカットソー生地をご紹介します。

 

【天竺】

最も一般的な編み生地。メリヤス編みや平面編みともいう。

裏表で編み目がはっきりと分かれており、布の端を処理しないまま放置しておくと、表側にくるくると丸まる。生地の安定性はあまり高くなく、伸縮率に優れている。

 

【スムース】

両面編みともいう。裏表がどちらもなだらかで、緻密に編まれている生地。

天竺と比較すると、生地が厚く重量がある。安定性は高いが伸縮率は少ない。

 

【鹿の子】

ポロシャツに用いられる代表的な生地。編み目の凹凸が鹿の背の斑点のように見えることからその名が付けられた。

編み方によって表側に鹿の子目が現れる「表鹿の子」や、裏側に鹿の子目が現れる「裏かの子」のほか、並み鹿の子、浮き鹿の子、総鹿の子などのバリュエーションがある。生地の安定性、伸縮率は共に高め。

 

【針抜き】

部分的に糸を針にかけずに編み地の裏側に浮かせたもの。普通に編まれた部分よりも薄く、透けたような風合いに仕上がる。

編む際に穴が開いたり糸がほつれたりすることがあり、技術力を必要とする繊細な生地。そのため価格は高めのものが多いが、生産者の技が感じられる。

 

 

カットソーにはこの他にもリブ編みやメッシュ編みなど様々な生地がありますが、今回は綿の代表的な生地ということで、この辺りにしておきましょう。

 

ニット工房では綿素材のみを集めたオーダーメイドも行っております。ご興味のある方は覗いてみてくださいね。

 


 

さて、五回にわたってお届けしましたコットンの観察、このような結果になりました。

もう少し早い時期に始めていれば、全ての実がわたになっていたのかもしれません。

次に育てるときは、きっともっといい結果になるでしょう。

また挑戦してみたいです。

【完】

 

前回の投稿

>コットンの観察①

>コットンの観察②

>コットンの観察③

>コットンの観察④

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